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 全県模試や実力・中間・期末のテストが返ってきたときに、まず気になるのが「点数」ですよね!?

98点や100点のように「点数」が 良ければ嬉しいですし、20点や30点 の「点数」だとショックでしょう。

しかし、「点数」の善し悪しは、必ずしもその点数だけでわかるわけではありません。

テストが難しければ「点数」は低くなりますし、テストがやさしければ「点数」は高くなりますよね!?

そこで、一番わかりやすい目安となるのが「平均点」でしょう。

まずは、「平均点と比べてどうか?」を考えますよね。

例えば、自分の点数が70点のときに、平均点が55点なら「とりあえず安心♪」という人も多いでしょう。

でも反対に、平均点が70点だったらどうでしょうか!?

中学1年生の1学期の中間テストは、こんな感じですよね!?

90点を取れても、内申点は期待していた「5」ではなく「3」だった…ということは良くあることなんです。

これは、「みんなができているのに、自分はみんなよりも少しできていない」とわかります。

しかし、「平均点」も、実はまだ高校入試の目安としてあまり参考になりません。

なぜなら、中学校ごとで、問題のレベルも違いますし、平均も違うからです。

高校受験は、愛知県や名古屋市の中学生全員(約7万人)が対象となります。

「愛知県内で、自分がどれくらいの位置にいるのか?」がわからなければ、「平均点」自体があまり意味のない数字になってしまいますよね。

そこで重要になってくるのが、模擬試験(当塾では「全県模試」)の【偏差値】や【順位】です。

偏差値の基準と目安

【偏差値】は、あなたの実力を表す「ものさし」として役立ちます。

わかりやすく言うと・・・

偏差値が~35なら「学力がとても劣っている」→内申点「1」レベル

偏差値が35~45なら「学力がやや劣っている」→内申点「2」レベル

偏差値が45~55程度なら「学力は普通」→内申点「3」レベル

偏差値55~65なら「学力は優れている」→内申点「4」レベル

偏差値65~なら「学寮はとても優れている」→内申点「5」レベル

となります。

お父さんやお母さん世代が中学生だったころは、「相対評価」でした。

そのころは、内申点「5」を7%、「4」を24%、「3」を38%、「2」を24%、「1」を7%とクラスの人数に応じて決まっていました。

 そのため、「相対評価」の内申点からおおよその【偏差値】を計算することができました。

しかし、現在では中学校の通知表は、「相対評価」から「絶対評価」へと評価の方法が変更されました。

そのためので、【偏差値】がわからなくなってしまいました。

平均点より「上」だったから大丈夫。とか「下」だからヤバイ…。

これは、ちょっと単純に言えなくなってきています。

なぜなら、得点の分布表を見ると、30点台と80点台のふたこぶラクダのようになっていることがあるからです。

普通は、偏差値は50を真ん中とした、ゆるやかな山型のグラフ(正規分布図)となります。

その両側40~60の間に、全体の66%の人が入ります。

さらに、30~70の間に全体の95%の人が収まります。

例えば、偏差値60の人は上位16%以内、偏差値40の人は上位84%のところ(100人中84位)にいることが計算するとわかります。

通知表の平均が上がっている!?

通知表の評定のつけ方が「相対評価」から「絶対評価」に変わった結果、「内申点」平均ラインが変わってきています。

以前は内申点「3」=9教科では「27」が真ん中の学力(偏差値45~55)でした。

しかし、現在では・・・

内申点が「3」と「4」のちょうど半分ずつぐらいの9教科合計で「31」が真ん中学力ということになります。

これは、文部科学省が全国を対象に実施した教師へのアンケートで分かった実態です。

内申点「1」「2」が減り、「4」が増えた結果です。

お父さんやお母さんのときのイメージとは変わったんです。

真ん中=オール「3」=内申点「27」は、真ん中よりも下になってしまったんです!!

「絶対評価」の内申点「4」は偏差値50~60と幅があり、内申点「3」と「4」の間が偏差値50程度(中ぐらいの学力)になります。

絶対評価の時代の通知表の内申点「3」は、中ぐらいの学力(偏差値45~55)ではなく、偏差値40~50の間に相当します。

中学校の順位はどれくらい取れば、どこの高校に行けるの?

 それでは、学校の順位で考えてみましょう。

★中堅高校:緑・豊明・鳴海・東海学園など

偏差値50以上 上位50%以内に入ればいい。

1学年300人とすると、150位以内です。

定期テストで5教科300~325点ぐらいを目指そう!

★人気高校:昭和・天白・名古屋南・中京大附属中京(進学)・愛知(進学)・名城(進学)など

偏差値55以上 上位25%以内に入ればいい。

1学年300人とすると、75位以内です。

定期テストで、375~400点ぐらいです。

★超人気高校:桜台・瑞陵・中京大附属中京(特進)・愛知(選抜)・名城(特進)など

偏差値60以上 上位14%以内に入ればいい。

1学年300人とすると、42位以内です。

定期テストで400~425点ぐらいです。

★難関高校:千種・菊里・向陽など

偏差値65以上 上位7%以内に入ればいい。

1学年300人とすると、21位以内です。

定期テストで425~450点ぐらいです。

★トップ高校:旭丘・明和・東海・滝など 偏差値68以上

偏差値70以上 上位3%以内に入ればいい。

1学年300人とすると、9位以内です。

定期テストで450点以上です。  

ただし、中学校の人数や学校 ごとのレベル、テストごとの平均 点などが異なりますので、あくまで目安として参考にして下さいね。