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全県模試で偏差値を5上げるのに、何問正解しないといけないの?

 平均点を取っていれば、【偏差値】は50になります。

平均点より点数が高くなればその点数差に比例して【偏差値】も高くなります。

しかし、どれくらいの割合で変動するかは、そのテストの問題レベルや受験者の得点によって違います。

愛知県の「全県模試」などの受験者が3万人(中学生は約7万人の1/3が受験する)と多い場合、点数が8.5点くらいで【偏差値】が5に相当します。(1教科 1問4点×25問=100点満点)  

公立高校の入試問題では、1.5点で【偏差値】5に相当します。(1教科 1問1点×20問=20点満点 2016年度までの数値です。)

例えば、平均60点のテストで70点とれば、【偏差値】は54~57くらいにはなるでしょう。

つまり、【偏差値】を5上げたいのであれば、全県模試や入試本番であと2問多く正解しなければならないということになります。

「な~んだ、たった2問でいいのか!」

そう思ったあなたは、考えが甘い人です。

中学校の問題集のような1問1答の問題なら、すぐにできるでしょう。

しかし、高校入試や全県模 試のテストは問題がかなり考 えて作られています。

引っ掛 けや応用が多く、1問多く正解 するのに必要となる問題集や 勉強時間は、1単元分の復習 に相当します。

でも、基礎が しっかりとできている人に とっては、引っ掛けや応用問題 はすぐに突破できるようになります。

1ランク上の高校を目指すのに
偏差値5上げないといけません。
どれくらいの時間勉強すればいいの?

 自分の実力を客観的に知るために、「全県模試」などの模擬試験がありますよね。

もちろん、中学校でも成績や順位が出ますが、中学校ごとにもレベルが違いますから、多くの人が受検する模擬試験を活用することはいいチャンスです。

中学3年生は志望校もほぼ決まってきていて、「どの高校に行けるのかな?」と気になってくるころだと思います。

あまりなじみがないと思いますが、5教科の実力を表す【偏差値】を取り上げます。

例として目標校が、桜台高校だとすると、偏差値は62.5が必要となります。(全県模試の2019年度の合格者の平均偏差値より) 

現在のあなたの偏差値が57.5だとすると、偏差値5を上げる勉強をしなくてはいけません。

どれくらいの時間を勉強すればいいと思いますか?

たぶん、小学生の内容であるなら、20時間くらいでほぼ追いつくと思います。

2時間の勉強を10回やれば、かなりの単元を征服できますから…。

でも、中学校は、小学生の感覚とは全然違います。

中学校の内容はそうはいきません。

それなのに、特に中学1年生の方は、小学生の感覚で「ちょっとやったらできるから、大丈夫♪」と思っているのです。

実際のところ、中学校の単元は1教科50時間単位で演習しないと、偏差値が上がったと実感できるほどにはなりません。

およそ50時間で、その科目の偏差値が2.5上昇する程度です。

偏差値が2.5上がっても実感としては薄いでしょう。

50時間の演習をするには、週5回×毎日 2時間勉強して、5週間かかります。

そして、 1科目の偏差値が2.5くらい上昇するぐらいの時間がかかります。

それで「僕はやっているのに学力がつかない…」という感覚に陥ってしまうのです。

 実は、「こんなにやっている」ではなく、「それっぽっちしかやってない」のが実情なんです!!

このように、中学3年生で偏差値を上昇させるのは大変なことです。

逆転合格を狙うには、この2学期に相当の勉強時間をかけないとダメということです。  

では、「どれくらい勉強すればいいのか?」を計算する方法があります。

★合格レベルに達する偏差値を上げる法★

①志望高校の合格最低ラインの偏差値を知る。

②自分の偏差値を知る。

③国公立高校なら英数国社理の偏差値の差を求める。

④その差÷5に100をかけた時間を、今の勉強時間にプラスすれば合格ゾーンに行ける。

具体例で説明しますね。

志望校が昭和高校だとします。昭和高校の合格者の平均偏差値が60だとわかったとします。(ここまでは、インターネットなどで調べたらすぐわかります。)

自分の偏差値が全教科とも55だとします。

偏差値の差は「5」はなく、「5」×5教科=「25」と算出します。

「25」ですから、計算式は「25」÷5×100=500

つまり、500時間が必要ということです。

ただし、あくまでも計算上です。

500時間÷1日5時間=100日=約3ヶ月

部活動に費やしていた時間を勉強に切り替え、毎日2時間の勉強を、現状の勉強時間に追加します。

通常、勉強する時間が3時間なら、2時間をたして、合計5時間です!!

もちろん、教科によって、偏差値が上回っているのもあると思います。

その時は、足りていない科目や単元だけに絞って、弱点対策をしましょう。

例えば、国語が苦手なら、①漢字を毎日50語覚える。②1日Ⅰ長文を読解する。…などです。

今からでも頑張れば、【偏差値】が5教科55だった人ならば、57~60くらいの成績になって、志望校がねらえる位置に近づきますよ!!!

中学3年生の夏休みからが、本当の勝負どころです。