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 英語では、「たいして勉強もしないのに楽に成績を伸ばしている人」と、「頑張っても頑張っても英語力が伸びない人」がいます。

公立中学の教科書は、以前に比べると内容量も減って簡単に理解できそうです。

しかし、英語の成績が伸び悩んでいる人はたくさんいます。

また、他の教科はそれほどでもないのに、英語だけは成績がいいという生徒もいます。

この差は、どこから生まれてくるのでしょう?

理解力・暗記力の差……と考えられがちです。

しかし、実は違うんです。

何だと思いますか?

得意・不得意の差は、【英語の学習法】の違いから生まれてきているのです!

英語は、言葉です。

だから、私たちが日本語を学んだのと同じような手順が必要なんです。

「音」として言葉を習った後に、「文字」としての言葉を習うのです。

聞く→話す→読む→書く

その転換点として、【音読】を繰り返し、【黙読】の力をつけていきます。

この【黙読】の力を養成するのに、国語では小学1年生から始めて、2年ほどかかります。

(これをサボるとヤバイんです!)

中学生は、国語でいったん【黙読】の能力を身につけていますから、英語の【黙読】の力を身につけるには、それほど時間はかかりません。

速ければ3ヶ月で身につけることができます。

しかし、英語は中学校に入ってすぐに、「音声」も「文字」も同時に出てきます。

そして、すぐに定期テストがあります。

テストの約80%は、「文字」としてのテストになります。

ここで、英語学習のカン違いが起こってくるんです。

つまり、「音」としての英語力が十分身につく前に、「文字」としての英語に入ってしまうんです。

そのため、黙読では意味が取れなかったり、基本文型が頭に入ってこなかったり、単語が覚えにくくなったりしてしまうのです。

英語は、表音文字を使っています。

「音」をそのまま「文字」にしたものです。

ここが、日本語とは異なる点です。

「音」がわかれば、スペル(つづり)は想像できます。

 「音」から覚えるといいんです!

「音」から入る学習法が定着していないと、スペルを覚えるのも文型を覚えるのも、非常に難しくなってしまうのです。

英語が得意な人は、初めて英語を習う時に十分【音読】をし、「音」で英語を覚える習慣を身につけた人なのです。

その上で音をスペルに直したり、文に直したりしているのです。

英語が苦手な生徒は、単語を文字としてスペルで覚え、文法で単語を並べ替えて文を作っています。

だから、幼い頃から英会話教室に通わせるお母さんが多くなっているんですね。