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記憶を強化する「音読」のコツは…???

その理由について、ちょっと難しいお話になりますが、最近の脳科学からご紹介しましょう。

東北大学教授の川島先生の研究によれば、【音読】は短時間で脳のさまざまな部分を活性化します。

脳の活性化とは、脳細胞が盛んに働いている状態です。

特に音読で活性化される脳の部分は、前頭前野といわれるところです。

この部分は脳の司令塔といわれるほど大切な部分で記憶力にも大いに関係している脳です。

ところで、短期記憶という脳力があります。

直前から最近のまでの記憶です。

この力が衰えると生活のさまざまな場面で支障が出るようになります。

では、【音読】で脳が活性化するとどんな効果があるのでしょうか?

30代後半と40代前半の人たちを集めて1ヶ月の間に「音読をしたグループ」と「しないグループ」を比較した結果です。

【音読】をしたグループは平均で20%も短期記憶力があがったのです。

その他、高齢者の方が【音読】に取り組んだら、脳の前頭前野の能力が向上して、加齢によるボケが大幅に改善できて、記憶力の向上があったことも発表されています。

このように年齢に関係なく、脳力を改善できるわけです。

その効果の確かさから、東北や関東の地方自治体では、高齢者福祉の一端として、【音読】を軸とした脳力改善の方法が高齢者福祉の一端として採用さているほどです。

 【音読】をするときのコツ

●音読はなるべく朝食をとった後にやりましょう。

●毎日続けることです。

●音読する内容は何でもOK!童話から新聞の社説まで分野を問いません。

●日本語でも英語でもOK!言語には関係なく脳が活性化されます。

つまり、毎朝、手近にある文章をたった5分間読むだけです。

国語の教科書の中でも、「徒然草」や「枕草子」や「平家物語」などの古典作品や、漢文などは、できるだけ大きな声で、何度も(約30回ぐらい)繰り返し音読すると、丸暗記できますよ。

(塾生にも、15分の制限時間を設けて、暗記の競争をしたら、意外とすぐに覚えられていました。遅くても30分以内。若いって素晴らしい!!)

「1日のうちの、いつでもいいや~」と思っていると、実行できにくいです。

そこで、「いつ」「どこで」「なにを」「どれぐらいの期間」取り組むのかをルール化しましょう。

「いつ?」 → 朝起きてすぐ or  お昼 or  帰宅後 or  寝る前

「どこで?」 → 勉強部屋 or  ベッド or   トイレ

「何を?」 → 英語の教科書本文 or 国語の古文など

「どれくらいの期間?」→ 毎日5分 まず3日 それから7日 その次に14日 そして21日になればもう習慣化しているでしょう

ちなみに、私は、朝、神棚の前で、21日間取り組みました。

小学生へのお勧めは、国語の教科書の本文丸暗記です。(1ページ3分ぐらい)

中学生へのお勧めは、英語の教科書の本文丸暗記です。(1ページ2分ぐらい)

高校生へのお勧めは、古文・漢文の教科書の本文丸暗記です。(1ページ3分ぐらい)

1ページを30回くらい声に出して読めば、大体80%は覚えられるようになるでしょう。

しかも、書いたりするよりも短時間です。

「良いことを知ったな~」で終わるか、「とりあえずやってみるか」では、1ヶ月後に雲泥の差となって結果が現れますよ。

これは、本当にやったもん勝ちです!!!