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どうして英語の得意な人と苦手な人がいるの?②

もともと、人は「文字」よりも「音」を覚えるほうがずっと簡単で、また忘れにくいものです。

例えば、幼いころに覚えた歌を、大人になっても歌えることは多いのですが、小学校で習った詩を今でも覚えていることは珍しいと思います。

これは、歌詞に「音」がついているために覚えやすく、かつ忘れにくいのです。

このやり方を知るだけで、英語は本当に簡単になってしまいます。

実は、文部科学省の会話文を重視する教科書改訂と英語指導法の改訂には、この【音から入る英語学習法】の意図が含まれていました。

小学校から英語を始めようとしていることも、中学の教科書が会話中心から入り、文章量が減ったことも同じ目的です。

しかし、定期テストのやり方が変わらなくて、いきなり文字言語でテストをするために、公立中学校では逆に教科書が薄くなった分だけ英語力が落ちるという結果に陥っています。

まず、教科書の音読されるCDを聴き、あるいは先生の発音をマネして、【音読】を繰り返し、「音」で英文を覚えます。

完全に暗記する必要はありませんが、音読を聞けば、繰り返して文が言えるところまで練習します。

わからない単語が多いと文全体の意味がわかりにくいので、文型や単語が覚えにくくなります。

【音読】を始める前に、わからない単語の意味を調べておきましょう。

私たちが音読する時、1つひとつのアルファベットを読んでいるのではなく、単語ごとのブロック(1つのかたまり)で認識しています。

例えばbookという単語の場合、b、o、o、kを別々に見て読んでいるのではなく、bookというかたまりの形を認識して読んでいるのです。

そうでなければ、文をすらすら読めません。

ですから、多少のスペル間違いがあっても気づかずに読んでしまいます。

「音読」しながらスペルを覚えるということは、このブロックの形を図形的に覚えるということです。

幼児教育で、フラッシュカードを使っていろいろな知識を覚えさせる手法があります。

声を出して読みや名前を言いながら、一瞬漢字や動物の絵などを見せて、漢字や動物の名前などを覚えさせるのです。

最近では、小学英語にも取り入れられているようですね。

フラッシュカードを使うと子供達は驚くほど速くたくさんの量を覚えます。

これは、一瞬の条件反射的な記憶定着を利用したものです。

英語で「音読」する時は、一つの単語を見る時間は、一瞬しかありません。

ですから、「音読」しながら英語で単語のスペルをを覚えるのがベストな学習法なのです。

英語の得意な生徒は自然にこの手法が身に付いているのです。

というよりも、「音読」をたくさんやると、誰でもこの手法が身につくのです。